旬を感じる食の話題をご家庭で:旬食カレンダー

  • 前のページに戻る
  • チャンネルトップへ

■雑煮レシピ

北から南、南北になが〜い日本では、本当にバリエーション豊かな雑煮を見ることができますね。 表情豊かな雑煮のそれぞれ、本当にどれもこれも魅力的。今回はそんな美味しそうな雑煮の中から、身近にある手に入りやすい材料で作れる「白味噌と丸モチの決定版 京風雑煮」と「焼きモチの香ばしさとすまし汁の相性が抜群の江戸風雑煮」のレシピ二種をご紹介いたします。元旦は地の恵みがいっぱい詰まった雑煮を食べて、一月二日や三日は身近な食材を使って、いつもと一味違う雑煮をいただくのはいかがですか?

"京風雑煮"

「白味噌と丸モチ」といえば、やっぱり京風雑煮ですよね。
京都ご出身のS・Kさん(千葉県)からお寄せいただいた京風雑煮のレシピを再現してみました。

千葉県 S・Kさん
こんにちは、 千葉県に住んでいますが京都出身なので、 我が家のお雑煮は、白みそ、丸モチ、頭芋入りが特徴です。
画像:京風雑煮
作り方 【1】 前日に頭芋の皮をむき、すっと爪楊枝がさせるまで茹でておく
【2】 前日夜に鍋に昆布と分量の水を入れておく
【3】 当日鍋を火にかけ沸騰直前に昆布を引き上げ、火を止めて、白みそを溶かし入れ、頭芋を入れる
【4】 丸モチは、レンジにかける(中心がやわらかくなればよい)
【5】 金時人参は輪切り、祝い大根は皮をむき茹でておく
【6】 鍋に餅を入れ、火にかけ、やわらかくなったら椀に盛りつける
【7】 金時人参と大根をモチの上に飾りつけ、上にたっぷり鰹節をかける

※ 今回は祝い大根の代わりに通常の大根を使っています。おせちの紅白膾(なます)を作った残りが使えそうですね。


"江戸風雑煮"

つづいて、こちらは「角モチ・すまし汁」の「江戸風雑煮」です。幼い頃から馴れ親しんだ、黄柚子の香りただようこの雑煮ですが、風味も豊かで材料もシンプルなた め、ついつい食べ過ぎてしまうことも。角モチはこんがりきつね色になるぐらい焼くのがおすすめです♪
画像:江戸風雑煮
【1】 鰹節と昆布で出汁をとる
【2】 鶏もも肉を一口ほどのそぎ切りにし、軽く塩をふり、酒にひたす
【3】 小松菜を洗い、熱湯に塩をひとつまみ入れ、さっとゆで、流水にさらし、ざるにあげる
【4】 みつばを洗う。
【5】 小松菜は3cmほどに、みつばは2cmほどに切る
【6】 かまぼこに飾り包丁を入れる
【7】 角モチをあみで焼く
【8】 出汁に塩、淡口醤油、酒をいれ、出汁がひと煮立ちしたら、2.の鶏もも肉の水分を軽くふき、出汁に入れる
【9】 8.の鶏もも肉に火が通ったら、椀に汁をそそぎ、7.のモチを入れる
【10】椀に鶏もも肉、小松菜、かまぼこを添え、最後にみつばと黄柚子の皮をそえたら出来上がり 椀のふたを開けたときの香りも楽しんでくださいね♪

正月の過ごし方が多様になった昨今ですが、新しい年を迎え、今年もよい一年になりますように…と幸福を願う気持ちは、古くから脈々と私たちの間に息づいているように思います。
「クリスマスケーキも大好きだけど、正月の雑煮も楽しみ!」なんて家族から言われたら嬉しいですよね。環境も変わり、正月三が日の食事を作りおく必然性も薄れてきてはおりますが、自分らしく、大切にそして楽しく正月を迎えていきたいと思います。
2007年の"旬感レシピ"をはじめ、2008年は"旬食カレンダー"とお世話になり、大変ありがとうございました。
皆様に楽しんで頂ける連載になるよう、がんばっていきたいと思います! 来年もよろしくお願い申し上げます。キャストの皆さんも、どうぞ良いお年を!

  • ページ上部へ戻る
〜 参考文献・取材協力 〜
・『邦訳日葡辞書』 土井忠生 森田武 長南実 編訳 / 岩波書店
・『モチ(糯・餅)』 渡部忠世 深澤小百合著 / 法政大学出版局
・『朝鮮料理全集 餅・菓子・飲料』 全鎮植編著 鄭大声編著 / 柴田書店
・JAPAN KOREA NERWORK コーディネーター内藤珠実さん
Copyright(c) 2008 奥田ここ (Koko Okuda)