Cast3日下部文子さん

結婚して4年目、子供はお2人。
2008年よりSBFにてお仕事をされています。

日下部文子さん

このお仕事を見つけるまでの状況と、始めた理由を教えてください。

最初の妊娠を機に介護の仕事を辞めました。出産したらすぐ仕事に戻りたかったのですが、子育てが想像以上に大変で……。家事もありますし、フルタイムで復職することは難しいなと思いました。そこでまずは1日2〜3時間、清掃業務のパートを始めましたが、黙々と掃除をする仕事があまり好きではないことに気付きました。

「今の自分に合う仕事はなんだろう?」と悩んでいると、二人目を妊娠したので、また産休に入りました。子ども2人を育てつつ、「何かしたい」と思ってフリーペーパーの委託配布や、月に二度ほどダスキンのモップを付け替えるお仕事を始めました。それだけでは物足りないなと思っていたところ、たまたまこちらのサイトを見つけたので応募しました。自分の都合に合わせて、やりたいときに働けることがとても魅力的だなと思いました。

日下部文子さん

働き始めて、いかがですか?

時給制ではなく1件いくらというシステムなので、他の仕事を続けながら空いた時間を有効に使うことができています。

自分の住んでいる江戸川区が業務エリアということが、とても魅力的ですね。数日前から予定を決めて、その時間は同居している義母か、同区内に暮らす母に子どもをみてください、とお願いしています。

日下部文子さん

これまで、どんな商品を担当されましたか?

清涼飲料水や食品を担当しました。1ヵ月に一度、ドラッグストアやスーパーへ定期訪問し、店舗の担当者様のご要望をお聞きした上で、POPやポスターをお持ちして売上につながるお手伝いをします。あと、コンビニエンスストアや書店に行って、通販カタログが何冊残っているかをカウントする業務もありました。

覆面調査は一度やってみましたが、苦手な分野だったので、もうしていません。自分で選べるのが良いところだと思います。

日下部文子さん

では逆に、日下部さんが「得意かも」「楽しいな」と思うのは、どんなタイプのお仕事ですか?

実家が精肉店だったので小さい頃からお手伝いをしてきましたし、サービス業や人と接する仕事が好きなんです。なので、お店の方と、コミュニケーションを取りながら仕事をしているときが楽しいですね。

日下部さんがお仕事をする上で工夫していることはありますか?

まず笑顔、ですね。あと、私の話し方はゆっくり目なのですが、相手によってはイライラする方もいます。自分のペースではなく、相手のテンポに合わせるようにしています。もちろん緊張しますが、その緊張感も大切かなと思うんです。だからなるべく、お店が忙しくない時間帯に行って、お話ししながら業務をするようにしています。

日下部文子さん

これまでに嬉しかったことはありますか?

「POPを付けたらお客さんの反応が良くなったよ」と言われたときですね。そう言われたことで、他のお店にも、「他の店舗で売上があがりましたよ。試しにつけてみてください」「効果がなかったら破棄していただいてかまいませんので」と、積極的に売り込めるようになりました。

日下部文子さん

生活に変化はありますか? そして、今後のお仕事の展望は?

仕事をしていると、必ず外で人と出会えるのが楽しみになりました。身支度をきちんとしなきゃ、と思うのもいいことだと思いますし、家でテレビを観て息抜きするのではなく、仕事が趣味のようになりました。

今はお給料よりも、働けること自体が何よりもありがたいんです。そもそも、子どもが就学するまでは仕事をしてお金をもらえるなんて、夢のまた夢だと思っていたので。しかも、お給料も悪くはないんです。

子どもが手離れするまで……あと10年くらいは今のペースで働いて、将来的にはフルタイムで介護の仕事に戻りたいなと思っています。