マルチプルID-POS「Point of Buy®」データレポート活用例を公開中!「2018年以降の食品・総合スーパー購買行動」

マルチプルID-POS「Point of Buy®」データレポート活用例を公開中!「2018年以降の食品・総合スーパー購買行動」

エリア別レシートシェアでは、地場の食品スーパーが上位にランクイン

エリア別の食品・総合スーパー売上シェアをみると、そのエリアを拠点とする地方スーパーが上位にランクインしていました。北海道エリアの食品スーパ―2社(コープさっぽろ・アークス)の購買コメントを紹介します。

■北海道エリア購入金額レシートシェア(上位5社までを記載)

1位「イオン(19.2%)」、2位「マックスバリュ(12.2%)」、3位「コープさっぽろ(11.4%)」、4位「アークス(6.2%)」、5位「ビックハウス(5.1%)」

『コープさっぽろ』コープブランドの安心感で地元消費者からの支持を獲得

「消費者の声を商品開発に反映しているのが良い。購入理由は価格・味の良さ・安心感(30代女性)」

「スーパーのプライベートブランドはあまり進んで買いませんが、コープブランドは好感を持っている(30代女性)」

『アークス』低価格の商品を提供するし、楽しく買い物ができる売り場作りの工夫

「この店舗はどこよりも安いのでいつも利用している(40代女性)」

「季節や地域限定商品があることが多く、種類が多くて選ぶ楽しみがある(40代女性)」

主要食品・総合スーパーチェーンの購入状況は?

図表2)食品・総合スーパーチェーンの購入状況

18年下期(7月~12月)~19年上期(1月~7月)におけるレシート1枚あたりの平均購入金額および、平均購入点数ともに、「オーケー」が、他社の平均購入金額および平均購入点数を大きく上回る結果となりました。

<オーケー>

・平均購入金額 2,270円(18年下期)/2,157円(19年上期)

・平均買上点数 12.1個(18年下期)/11.8個(19年下期)

オーケーは「高品質・Everyday Low Price」の基本方針を掲げ、ナショナルブランドの商品は地域一番の安値の実現を目指しており、スーパーでは根付いていない「競合店に対抗して値下げする売り方」を採用しています。

ナショナルブランドの品揃えと価格の安さが強みとなって、“まとめ買い購入者“が多く、平均購入金額および買上げ点数が他社と比較すると大きくなる傾向があることが考えられます。

購入者のコメントや、エリア別でのチェーン別レシートシェアなど、2018年以降の食品・総合スーパー購買行動についての詳細レポート、その他マルチプルID-POS「Point of Buy®」データレポートに関するお問い合わせは、ページ下部のフォームよりお気軽にお問合せください。